レトロなフィルム写真の現像に
初挑戦ニャ♪ 

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撮った写真はすぐ見れるデジカメと違い・・・

フィルム写真は、「現像」という工程を得て
プリントされたりフィルムをスキャニングして初めて写真に
写っている内容が分かります。


フイルム写真が廃って何年も経つ現在、去年にネットオークション

の「ヤフオク!」にて入手した現在では入手困難と思われる

製造中止の商品「ダークレス黒白現像器キット」というのを使い、白黒写真の現像を昨日、初めてやりました。


実はフィルム現像は「暗室」と言って、光が完全に遮断された

部屋で薬剤を使い行なうもので、わりと本格的な用具やそれなりの

設備を必要とします。

しかし富士フィルムから出てた「ダークレス黒白現像器キット」

は『ダーク(暗い)レス(無し)』の名の通り「暗室」無し

「現像」が出来るというもので、「暗室に出来る部屋」や「用具」
持っていない人でも、これさえ持ってれば出来るので、
本格的に「現像用品」揃えてずっと「現像」をしていく気は
ないけれど、ちょっと「現像体験」がしてみたい人には
持ってこいなのです。

写真というものの原点に触れる体験なので、写真に興味のある人は

「現像体験は、なかなか面白いものだと思います。


普通の「現像」とは違いますが、この「ダークレス・・・」による

「現像」も工程には、一般的な「暗室現像」との共通点もあるので

その工程を紹介します。


①現像液を準備↑
現像タンク(赤い蓋と透明プラ)の容器に
現像液(青)を詰めるんですが・・・
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嫌なのは、このキット特有の問題だと思うのですが
瓶に1回分の現像液が入っていて、その
手でポキンと割って中身の液を出すのです。
くるくる回して蓋を開けるわけじゃないので、
割るのは、結構怖です。
普通の現像では瓶を割る事はないと思います(^_^;)。
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②定着液を準備
定着液は、写った像を定着?させる液でしょうか?
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現像液を使う工程が終わった後に使う液だけど、あらかじめ
中身の液を取り出しておかないと、後が面倒です。
これもキット特有の問題で、瓶を割った後の中身の液
なかなか瓶から出てこないからです。
・・・あらかじめ準備しておかないと
「現像液→定着液」の工程がスムーズにいきません。

ただし、瓶の細い部分でなく、太い部分を割ると、
簡単に液体が出ましたけど・・・。
瓶割をる時の危なさが増します(-_-;)
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③現像を開始・・・

「現像液」の入ったタンクにフィルムを入れ
ハンドルを右に早く10回転させて
左に静かに回して、ハンドルが重くなったら

止めて・・・を3分間繰り返して「現像」します。
↓↓↓↓↓↓
  次は定着液!

上のタンクから「現像液」を捨てて
「定着液」を入れて「現像」と同じように
ハンドルを右左を4分間繰り返す。
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通常の現像のようにシート状のフィルムを取り出さず、
フイルムの入ってるアルミ缶のようなもの「パトローネ」の
中にフィルムが入った状態のまま現像をするのが、
このキット特有の方法です。
フィルムをパトローネから出さないので、パトローネ内が
「暗室」の代わりになるそうです。
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④中のフィルムを引き出す
これは缶切りのようなのがキットについてて
簡単に出来ました。
⑤フィルムを水洗い
風呂場で、20分くらい水流を弱めにして水を流し
続けて薬品を落としました。
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バッドみたいなのでキットの説明では、やって
いましたが、危険な薬剤の付いた物なので、
キッチンにある料理用のバットを流用したら
ヒンシュクを買いそうなので風呂桶を使いました。
風呂桶なら後で薬剤を洗い流せば許せますね…。
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#45;-----------------
⑥フイルムの乾燥で現像は完了!
フィルムの端にクリップをつけて、日陰で
乾燥してっと完了です。
我が家の猫のカレンダーをどかして干した為、
ソマリのプリン先輩(黄土色の猫)やキジトラのマリモちゃん
チンチラのユキポン(白猫)の3ニャンは不機嫌ニャ(-_-;)
現像したフィルムにしても景色中心で猫が写っていないのです。
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写真の原点に触れる体験、現像は、中々楽しかったです。
出来上がった現像済みフィルムはプロがやったものと違い、
シケだらけですが愛着がわきます。
特に現像①本目はほとんどダメで写したものが、ほぼ全面的に
ダメになりましたが、②本目は何とか、傷やムラが出来たけど
普通に判別できるレベルです。

でも、自分の家での「現像」は、面倒なのでそう何回も
やりたくないですけど・・・。でも体験としては有意義です。
危険な薬品なので後始末が大変でした。普通の生活空間なので
専用の部屋(写真部などの暗室)より、
神経質に薬剤を落とさねばならないのです。
この後、すぐに、このテーブルで食事ですし・・・。
写真部とかでも、それなりに後始末はするにしても・・・。


懐古趣味な為、レトロなフィルム現像体験は、
何とも言えない楽しさでした。


尚、このキットは、製造中止で手に入らなくても、「現像」を
やりたければ高くつくけど「貸し暗室」など用具だとか
揃ったレンタルの暗室あります。

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過去に学校で「写真部
」の幽霊部員をしていた時に
真面目に活動して体験していれば良かったものを
・・・思いました。
道具も揃っていたし、貸暗し室と違い、高額な料金は
請求されず、程よい部費だけで何回も出来たに違いないです。
惜しい事をしたものです。
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コメント一覧
  1. アスポンさんは写真部の幽霊部員をなさっていたのですね。
    美術部員の幽霊部員をしていた私には、幽霊という部分ともっとまじめにやっておけば・・・という部分がとても共感できることなのでした。
    暗室なしで現像できるキットがあるとは初耳でした。
    入手困難とは仕方がないとはいえ、とても面白そうなアイテムです。
    アンプル、まさかその仕様とは思わないですよね。
    私も仕事柄、薬品の調合の時などによく扱っていました。
    素手で折るのは慣れてもハラハラでした。
    現像タンクもハンドルでくるくるとは未知の世界です。
    危険な薬品とは臭化銀などのことでしょうか。
    詳しく知らないものの、気を使いますよね。
    マリモちゃんのおしっこ発言も、カレンダーどかされちゃった3ニャンたちも可愛く和ませていただきました。
    写真の現像はレトロな魅力がありまして、羨ましいです。
    自分で現像した写真にも愛着沸きますよね。
    今回も素敵な記事をありがとうございました。

  2. こんばんは!
    こんなキットがあるのは初めて知りました。
    薬品の瓶が、本物のテンプルみたいで本格的です!
    でも…
    薬品の後処理とか普通の水で流してしまうだけで大丈夫なのでしょうか?
    その風呂桶をお風呂で使用するのがちょっと抵抗があります…
    アスポンさんは、写真部だったのですね。
    なので、この様な事を知ってらっしゃるのですね!
    このフィルムは、例の4つのレンズがあるカメラで撮ったものなのですか?
    これから、どのように写真になるのでしょう。
    次回が楽しみですね!

  3. 現像はロマンですよ
    子供のころ安いカメラ買ってもらってバンバン撮ってたな
    自分で現像したくてたまんなかったよ。

  4. 藤川祥久様:
    確かに現在の藤川さんの活動を考えれば、美術部は、もっと真面目にやっておけば良かったですね。人の興味は変わるもので、その時は興味が薄かったんですね。残念ながら・・・。
    現像に関して、調べていくうちに、誰かのブログで読んだ記事で知ったのです。
    専用のフィルムもないとダメなので、後1回分、余っていますが出来そうにないです。
    もし、アンプルが最初からボキンと折る仕様だと知っていたら、ドン引きした可能性が高いです。でも、素手で折るのも何とかうまくやった今は、知らずに買い、やってのけて良かったです。藤川さんの話を聞いて初めて知りましたが、薬剤のアンプルには割らなければならない怖いもの、結構あるのですね。中々、力を込めるのが怖く、手間取りました。
    現像タンクはともかく、ハンドルを回す操作はこのキット特有の操作かもしれないです。本当の現像は経験無しなのです。ハンドル操作を誤り、1本目は、フィルムは折れガタガタです。臭化銀はフィルムに塗ってある成分ですね。

  5. 藤川祥久様:
    何となく薬剤は危険だという認識なのですが、実際、手にちょっと付くぐらいは、どうって事もなかったです。手がただれる事もなく、途中、アンプルのガラスを捨てる際、少し指を切ったけど、薬剤は、さほど染みませんでした。目に入ると、さすがにまずいですが、現像やる前に、過剰なまでに色々と脅されていましたね。どうやら、危険度数が高い劇薬を使うのはカラーの現像のようですね(^_^;)。
    マリモちゃんのおしっこ発言は、アンモニア臭がぷぅ~んとした為です。おそらく定着液の臭いです。
    今時、現像なしでも見られるデジカメがあるので、レトロな気分に浸るのが純粋に趣味なのですよ。たいした写真ではないですが、今回、初現像なので愛着わきます。愛猫の写真でないのが少々残念です。

  6. ウプウアウト様:
    製造中止品ですが検索すればアマゾンにも品切れで商品が未だ掲載されています。
    薬品は、やや危険な事と臭いが鼻をつくような感じなので、完全に密閉する為に本格アンプルなようです。
    現像の薬品の処理の問題・・・。水で何倍にも薄めて処理するでもOKだという話もあります。厳密に言えば、廃液回収業者に出す事や自治体に許可が必要だと言います。しかし、私がやった程度の少ない量では、そこまでする程の事ではないと思われます。大半は側にあったティシュで吸い取ったのです。
    現像の最中、素手で薬品もかかりまくりですが手は何ともないので、風呂桶もシリコンスポンジで擦り落としたし大丈夫そうです。
    残念ながら幽霊部員で部員の時は知識は無きに等しいです。現在の知識は主にネットか昨年に一日体験した写真手焼き教室で得ました。
    このフィルムは、昨年6月に撮影し、カメラも違うもので、普通の1レンズのトイカメラです。
    買ったばかりの4レンズカメラは、写真屋に現像をお願いし、今日、受け取ったばかりです。
    もう自分で現像したのは、乾燥したので、これからデータ化する予定です。

  7. 八兵衛様:
    現像は、確かにロマンだと感じる部分があります。
    何が写っているのか、ドキドキしながら、写された画像を薬品で浮き立たせるので、ドキドキします。今となっては、とてもレトロでアナログな事もノスタルジーな感覚に浸れる、充足感があるのです。効率良くデジカメで写真が見られる現在となっては、本当に純粋なまでに趣味です。無駄にお金がかかるし、時間も浪費します。最近はデジカメでもアナログ風加工が出来る以上、こだわる意味と言えば、出来上がった写真そのものだけでなく、出来上がるまでの過程を楽しむ事につきます。そこが現像がロマンだという点ですよね。
    子供の頃、安いカメラでバンバン撮られたのですね。写ルンですか、もしくはプラスチックなどで出来たトイカメラの類でしょうね。あれは、あれで味があって、最近でもファンがいますね。自分で現像とは、子供の頃、思った事がありますか・・・。
    小学校で、日光カメラをされた事があるなら、現像ではないものの、太陽光で印画紙に焼き付けるなどの経験があり、現像に近い事はされているかもしれませんね。

  8. こんばんは。
    面白い物を見つけましたね。
    貴重な実験です。
    液体の薬瓶でありましたが、割るの怖いです。
    指切りそうで…
    今は誰でもデジカメで簡単にしますが、
    昔は絵がチャント出るかどきどきだったでしょうね。
    楽しく拝見させてもらいました。

  9. メーテルピンク様:
    設備なしでも出来るキットの存在で、道具など余分にお金をかけないでも現像体験でき、楽しいキットだと思いました。
    このキット自体、もう製造中止なので、これが最初で最後の、自分の家での現像になりそうなので、確かに貴重な体験です。
    メーテルピンクさんも、手で割らなきゃいけない液体の薬瓶を扱われた事があるようですね。確かに指切りそうで怖いです。指で折る時は無事でしたが、瓶を始末する時、油断して指が少し切れました。
    デジカメは、便利です。すぐ画像は見られるし、暗いところでも綺麗に撮れる確率も高いです。 旧式のフィルムは、暗いとダメな事が多いし、粒子の粗い画像になります。ISO感度がデジタルと違って撮り終えるまで切り替えられません。
    ちゃんと、写っているか・・・特に明るさの足りない室内での撮影は、どういう結果になるかドキドキで、運次第な感じです。

  10. 現像器キットなるものがあったのですね。
    家で現像体験できるのですか。
    昔のフィルムカメラには現像っていう工程がありましたよね。
    今のデジカメでは考えられないくらい手間がかかりますが、またそれが風流でしたよね(*^^*) 
    しかし、自力で瓶を割って液体を取り出すって、なかなかハードですね〜(^_^;)

    • 土偶のどっ子 様:
      現像器キットは、過去にありました。既にこの記事の2016年も終売でしたが、
      ヤフオク!で中古をゲットしました。
      家で本格的な機材不要で現像できる画期的な商品です♪
      .
      昔のフィルムカメラは、写真屋さんに現像に出さないといけませんでしたよね。
      そうしないと、写真に写っている内容を見る事が出来ませんでした。
      今のデジカメと違って手間もかかり、お金も凄くかかりましたね。
      デジカメは、その場で内容確認できますが、現像しプリントするまで、どう写っているか分からないので、写真を受け取る時、わくわく感があり、それが風流ですよね…(#^.^#)
      .
      この自家現像で、一番、嫌だったのは、瓶を自力で割って、中の液体を取り出す工程でした。
      指を切りそうで怖かったです。割るのはキツイですね…(*´Д`)
      瓶の中に薬品を閉じ込め割る形式にしたのは、薬品を劣化させない為なのでしょう…。
      .
      丁度、どっこさんがこの記事に訪問して下さった前日の1月23日、急に自家現像にもう一度挑戦したいという考えが急に沸きました。この記事が2016年なので8年ぶりの思い付きです。
      実は、クオリティは悪いけど、インスタントコーヒーとか身近な材料でも現像は可能な事を知ったからです。
      ダークレス現像器キットは、製造中止なので諦めてただけに朗報です。
      .
      手作りの現像液や定着液を作る材料は、以下の4つです。
      インスタントコーヒー、重曹、カルキ抜き、ビタミンC
      重曹は、元々、うちにあるので、他の3つを100均のダイソーで買いました。
      ちなみにカルキ抜きは、魚を飼う際、水道水からカルキを取り除く物です。
      後、バッドやクリップやフィルムケースや材料を混ぜるボウルなど、元々、うちにある物ですみます。
      フィルムとカメラは、過去にアナログにハマった時の物が存在します。

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