おととい12月1日(火)に亡くなりましたプリンちゃんの葬儀を
昨日、行いました。
我家から車で1時間ほどのペット専用の葬儀場に家族3人だけの
ささやかなお見送りをしました。
父は葬儀に出席せず私と母にまかせるはずでしたが、出勤後に早退して葬儀に出席すると
連絡があり、やはり立ち会う事になりました。
葬儀社との連絡を母が取り、少し葬儀の時間を遅らす事にしてもらいました。
プリンちゃんにとって家族だった人間が全員揃ってプリンちゃんの
お見送りが出来たのでホッとしました。
最初にお葬式をやってから、火葬場で末期の水を含ませて、
魔除けの札をプリンちゃんの手に持たせたりしました。
私が事前に用意した花で飾ったり、
プリンちゃんが生前、常食にしていたカルカンのカニかまいりまぐろのレトルトや
最期によく食べ気に入っていた鰻茶漬け用のうなぎのレトルトパック、
プリンちゃんの最期の食事になったイチゴ生クリーム大福を持たせて
旅立たせました。
注:ウナギや生クリームは猫にとって良く無いけれど、健康な時と違い食欲が少ない猫は
嫌いなものは食べる事さえしません。味が濃くて良く無い食べ物でも食べないと
ますます体力が落ちるのです。だから食べさせていました。
獣医様も食べたいものは何でも食べさせるよう指示していたほどです。
嗜好品の他に獣医様から処方された処方食の缶詰も、強制的に食べさせていた時期も
ありますが、最期の5日間くらいは強制的に食べさすのも無理で、
そういう時期でもウナギのレトルトだけはすり潰したら、自発的に食べました。
最期ぐらい好きなものを食べさせてやりたいというのもあり、
プリンちゃん用にウナギ茶漬けを2回ほど注文しました。
火葬が完了するまでに2時間ほどかかり、その間、周辺のスーパーとキャッツカフェで
キャラメルマロンプリンパフェを食べて時間を潰しました。
この、パフェは愛猫プリンちゃんのイメージだから食べたのです。
その後、葬儀場に戻り、骨を拾いました。
とてもか細い骨でした。そして、すぐに供養塔に納骨をしました。
一番、気が滅入ったのは、火葬する直前に火葬炉の扉を閉めるその瞬間が
永遠の別れという感じが強く嫌な気分でした。
もう2度とプリンちゃんの可愛いフサフサが見られないと思いました。
死んだ後でも可愛さは健在なのに燃やされると完全に消滅してしまいます。
骨だけになったプリンちゃんには、もうプリンちゃんという面影さえありません。
プリンちゃんを飼ってから、夏の一緒に行った旅行を除き、プリンちゃんが、この家で
過ごさなかった日はありません。葬儀場に行く昨日の昼まではプリンちゃんは遺体とはいえ
この家にいました。でも、2009(平成21)年12月3日(木)の今日からは
プリンちゃんのいない寂しい家になりました。居間のど真ん中や食卓を占領していた時も
ありました。それも過去になるとは…。
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