もう3回にわたり愛猫プリンちゃんとの初めての旅行について書かせて頂きました。
プリンちゃんは連れて行きましたが、観光自体は人間だけでして、
宿泊予定の旅館「弁天荘」に併設する施設「ジョンの家」にプリンちゃんを預けていました。
飛騨大鍾乳洞に行った後で、まっすぐプリンちゃんを引き取りに「ジョンの家」まで行きました。
ジョンという名称からして、犬を主に預ける所だという事は想像がつきましょう・・・。
ジョンは猫には、まずいない名ですよね・・・。宿で飼っていた犬にちなんでの名称だとか・・・。
気の毒にプリンちゃんは、猫専用の場に預けられてはいたものの十二分に犬の鳴き声の聞こえる
所だったせいで、恐くてゲージ内にさらにバリケードのように置いたハード・キャリーケースから
一歩も出れずにすくんでいたようです。
その間、ご飯もトイレも全くしてないのです。
プリンちゃんと同宿する「弁天荘」の部屋に着いてからも、すぐにはキャリーケースから
出ようとはしなかったのです。そこにいれば安全だという感じで・・・。
さすがに私達もいるから、しばらくしてキャリーから出ましたが・・・。
長時間、キャリーケースから動かず同じ体勢でいたプリンちゃんは足がしびれたようで
キャリーから出た直後はヨタヨタしました。
その後も落ち着かず、いつものご飯やトイレの準備もしといたけれど、相変らず何もしません。
夕食の時間になり、食事の間(何故か食事の部屋が別にあります。家族単体での食事で大勢と同席
しないのに)に連れて行きましたが、お刺身などを欲しい素振りは
したものの、全く口につけません。
お腹はすいているのに、預かり所での恐い思いや環境の違う場所での食事に対応できない
プリンちゃんは何も食べずじまいでした。
このまま、食べないトイレも行かないでは身体に悪いと心配していましたが、夜9時45分頃に、
さすがに我慢出来ないのか、食事をしたプリンちゃんでした。これで、もう安心です。
トイレでの、おしっこも1回で、かなりの量です。よほど尿を溜め込んでいたのです。
宿「弁天荘」は、今までの宿泊ペット&飼い主の写真がほとんどロビーの廊下に貼り付けてありますが
その廊下には、可愛い狸が2箇所飾ってありました。↑上の写真では、そのうちの1つだけ載せました。
宿泊ペットを見ていると、ほとんど犬でした。全部の写真を見たわけではありませんが
猫は2匹しか私は見ませんでした。後、フェレットやうさぎもいました。飾りきれない写真や違う階の
廊下に猫の写真もあったかもしれませんが・・・。
猫も宿泊可の宿でも猫の泊り客は少ないので、私達はけっこう努力したのだと思いました。
最後、宿をチェックアウトした時、宿「弁天荘」の慣習どおり、プリンちゃんと私達の写真を撮りましたが、本当は少しの間とはいえ完全に締め切った空間じゃないところで、プリンちゃんをキャリーから
出すのは不安でした。逃走の危険がありますので・・・。抱っこは嫌いな猫たんです。
でも、写真を撮るわずかの間なら、抱っこの上手な母がしっかり掴んでいれば大丈夫でした。
周囲で犬が吠えてくれたおかげで、プリンちゃんは恐くて私の母にしっかりしがみつき
逃走の不安なく撮影出来ました。くやまれるのは、この時、自分のデジカメを旅館の人に渡して
撮影を頼まなかった事です。次回、宿泊時に写真を自力で探せばもらえるそうですが・・・。
私の気が回らなかったので、宿でのプリンちゃん写真は部屋と食事の間だけになりました。
キタツネコンコン!様: コンコンばんは…(=^・^=) あの阪神淡路大震災から3…