私が猫を飼ってから、1番最初に好きになった猫関係の映画が「キャッツ&ドッグス」です。
 お子様向きの映画でワーナーブラザーズ配給の映画です。
 
 猫を飼う前は猫の出てくる映画を見ても、何も感じませんでした。
 今では、画面の片隅にでも猫がでてくると、狂喜乱舞してしまう私です。
  
 以前、我が母上が実物でもないテレビに写った猫を見て喜ぶのを見て、私は理解できませんでした。
 実物なら騒ぐのも理解できますが、なぜ映像なんかで・・・と思いました。
 母上は結婚前、実家で猫を飼ってたことがあるから、猫に対する思い入れがあったのです。
 
 しかし、今の私には猫好きの気持ちが理解できます。実物のみならず映像、猫グッズにまで
いれあげる気持ちが・・・。

 そんな私がプリンちゃんを飼い始めて、1ヶ月も経たぬ頃、レンタルビデオ屋さんで借りてきたのが
映画「キャッツ&ドッグス」です。ですから私にとって1番思い入れのある猫映画です。
 ストーリーは世界征服を企む猫軍団を人間の味方である犬軍団が阻止するという単純なストーリーですが結構面白いです。
 猫好きの人が、この映画を観た場合、この映画は犬が正義の味方で猫は悪役と
定義してるので、不愉快に思われるかもしれません。
 しかし、私には猫の、特に我家のプリンちゃんの性格を再現してるような感じがして、
気に入ってしまいました。
 猫ちゃんの身勝手なところや飼い主を足蹴にしてるところなどが、猫好きな人の場合
その性格が好きになってしまうものです。
 
映画の中で古代エジプトは人間は猫の奴隷で、猫達は人間を猫のトイレにしていたという
場面が出てきます。映画オリジナルの古代エジプトの絵がパピルスに描かれてます。
 トイレにされるのは嫌ですが、猫の世界征服を応援したくなります。今でも私は猫の召使のようなもの
です・・・。
 架空の映画の話を見て、プリンちゃんも、古代エジプトで飼われていた猫に近いDNAを持ったアビシニアンの長毛種なので、私達のこと奴隷だと思ってるのかもしれないと妙に納得しました。
 
 世界征服を企む猫の親玉は大富豪の邸宅で飼われているホワイトペルシャのショー
タイプで、その腹心の部下はエキゾチック・ショートヘア(ぺルシャの短毛種)です。
 最初、ブサイクな猫だと思ったエキゾチック・ショートヘアですが、映画を何回もみるうちに
可愛くてたまらないと思いました。
 猫の親玉のペルシャのティングルスも顔つきはあくどいですがキュートです。普段は
人間に飼われる普通の猫のフリをしていて、その家のメイドのおばさんにお風呂に
イヤイヤ入れられたりするところが面白いです。
 メイドのおばさんに衣装を着せられて嫌がっているところが普通のペットみたいで、
キュートです。
 普段は怪しまれない為に、普通のペットですが影では、猫と犬が水面下の争いを繰り広げて
いくところが、この映画の面白さです。
 
 後はロシアンブルーの仔猫が毛玉を吐くシーンなど猫好きの好きなお約束事なども
描かれておりますので、私には満足の内容です。猫ちゃんの悪い側面さえ好きな私には
猫の悪役として描かれてる観点も気にならないので、大好きな1本です。
 
 私はDVDを購入して何度も観てるお気に入りです。猫好きには賛否両論の映画
ですが1度見てほしいです。悪役でも、どこか憎めないキュートな猫ちゃん達です。

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