後編にあたり…前回の説明。

今回は……猫劇場「戦時下ニャ♪の巻」の②後編です。

前回のストーリー
時代は第二次世界大戦中の日本です。
マリモちゃんとユキポンさんは共に同じ家で飼われていました。
人間さえも食べるのに困っている戦時中、猫や犬を飼うのは贅沢な事とされて、殺処分する事もありました。国は個人のペットを寒冷地に行く兵隊の毛皮にする為に取り上げる事もありました。

ユキポンさんは毛皮にされる為に役人に連れてかれました。
一方、マリモちゃんは、役人に見つからずにすみ、助かりました。

『猫劇場』第26幕「戦時下ニャ♪の巻」②後編(第4場~第6場)

第4場 「冥福」

飼い主自らの手でペットを死なせた話は、2011東日本大震災の福島原発事故の際にあったそうです。
逃げ出す際、連れて行けず置き去りにするより、自らの手で死なせる事にした飼い主もいたようです。
震災も戦争と同じくらい切羽詰まった事態です。

 

第5場 「捨て猫」

今迄、飼い猫として生きた猫は、野良として、生き伸びる事が難しく……捨てる事は、殺すに等しい事になります。
実際のマリモちゃんは、虫も捕まえない子です。

 

第6場 「過酷」

マリモちゃんは、終戦を無事迎えました。
ユキポンさんは助からなかったけど、毛皮として家に帰って来ました。
2ニャンは片方は幽霊ですが、今後も仲良く暮らし、一応、ハッピーエンドでした。

 

出演猫の感想

いくら作り物のお芝居でも、ユキポンさんには酷い内容でした。殺され毛皮にされるという……。

終生飼育できる事は幸せな事です。戦時中で終生飼育が叶わなかった時代もあります。

できれば、死なないでほしいけど、看取る事が出来るのはいい事なんでしょうね……。


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コメント一覧
  1. そうですね。たしかにユキポンさんには酷い内容…毛皮にされてしまうって…(TT)
    でも、こんな思いをしたペットちゃん達が、戦時中はたくさんいたのでしょうね。
    看取ることが出来るって、ある意味幸せなことなのかもしれませんね。
    戦争を起こす人間が、ほんとに許せないです。
    この大戦で亡くなった命。あの世から大戦を起こした人間に呪いをかけてほしいですヽ(`Д´#)ノ ムキー!!

    • 土偶のどっ子様:
      ユキポンさん御免…m(__)mお芝居にしても酷い内容です。毛皮にされてしまうのは、かなり残酷な苦しい殺され方です。
      こんな悲惨な思いをしたペット達が、戦争中には沢山いましたね。
      毛皮とかにされず、単純に殺されたケースもあるし…。
      人間でさえ食べる物がないので、ペットに分け与えてはいられなかったようです。
      .
      亡くなるまで看取る事が出来る事って、実は幸せな事なんですよね。
      ペットが亡くなる事自体、とても辛い事なので、看取れる事が如何に幸せか、普段は気づきません。それどころかペット生活における最大の不幸のように思ってました。
      戦時中の事考えると、最期が看取れるのは、ある意味幸せですね…。
      .
      戦争を起こす人間は本当にいけませんね、
      戦争を仕掛けた裏にはお金儲けも絡んでいる事が多いのでしたね。
      この大戦で亡くなってしまった命…。もう還ってきませんね…。
      どっ子さんの仰る通り、あの世から大戦を仕掛けた人間に呪いをかけて欲しいですね…ヽ(`Д´)ノプンプン
      人間が起こした戦争に動物まで巻き添えになる理不尽な時代でしたね…。

  2. 連れて行けず置き去りにするより、自らって、あまりにも辛すぎる。。。
    辛すぎます。。
    平和で安全な今の状況に感謝しなくちゃいけないなーと思いました。。

    • AKAZUKIN様:
      非常時に、ペットを連れて行けれなかった話は悲劇ですね。
      置き去りにしても生きられるとは限らず、もっと苦しい思いをするかもしれないです。
      自ら死なせてしまう事にした飼い主さんがいたけど…。
      愛するペット自ら死なせるのは辛過ぎますよね。苦渋の決断ですね。
      非常時は残酷な事になってしまいますね。
      .
      平和で安全な今の状況には、感謝しなきゃいけないですよね。
      終生飼育が普通に出来るのは幸せな事ですね。
      今後、戦争、災害など非常時がない事を祈るのみです。

  3. 戦争の時はこういうことが実際に起ってたんでしょうね。毛皮にされてしまうよりは、いっそひと思いに、、、と考えた飼い主さんや、遠くに捨てにいった飼い主さんはきっと沢山いたんだろうな、と思いました。

    そう考えると今の飼い猫さんたちは幸せですね。

    • Nick Ollie様:
      この話はフィクションなものの…
      戦争の時はこういうような状況は実際にあったと思われます。
      .
      もし毛皮にされるなら、いっそひと思いに…と考える飼い主さんは少数派でもいたんだろうと思います。しかし自分で愛するペットに手をくだすのは、かなり抵抗ありますね。
      遠くに捨てに行ったという飼い主さんの方がもっと沢山いたでしょうね。
      「捨てる事=死なせる事」に繋がる可能性はあるけど、とりあえず生き延びれます。
      .
      戦時中と比べて、今の飼いネコさん達は幸せですよね。
      医者にも連れて行かれ、最期まで手厚く面倒みてもらえます。
      昔は、猫の命、軽んじられてましたね…。

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