鏡開き2021(令和3年)ニャン

B!

2021年の鏡開き

2021年も鏡開きを楽しんだでしょうか?


キジトラのマリモちゃんはハンマーで鏡開きをしているところです。
チンチラシルバーのユキポンさんは、体毛が白なので、鏡餅のコスプレです。
ソマリ猫のプリン先輩は「ぜんざい」を食べています。

「鏡開き」は、地域によって様々

1月11日(関東)15日(関西)20日(昔ながらの習慣が残る地域) 4日(京都の一部や奈良の天理市)

江戸初期までは全国で20日が一般的だったそうニャ・・・。

しかし、地域によってバラバラになったのは・・・。
徳川家光公の月命日が20日なので、その日を避け11日に鏡開きにしたニャ!
→主に関東など徳川家の威光の強い地域

後は、松の内の最後(小正月)の15日か・・・
20日のように松の内が終了して、数日経った時に鏡開きする所もあるニャ。

鏡餅のコスプレ・・・

【ユキポンさんの鏡餅】
白猫だと、ついお正月はミカンを乗っけて、鏡餅にしたくなりますね。
後ろ姿で顔が見えないと鏡餅みたいです・・・。

鏡餅のミカンを頭に乗っけるのは、難しいです。
ユキポンさんが動くので滑り落ちます。
【のせ猫シロちゃん】
のせ猫のシロちゃんって知ってますか?
ミカンなどあらゆる物を乗せられても動かず、綺麗にポージングする猫さんで、何年も前からネットで人気になり書籍やカレンダーなどグッズも出るほどの人気猫さんです。
尚、「のせ猫」として有名なシロちゃんは、カゴに納まった姿が人気を博したのが最初で「かご猫」としても知られています。
でも2020年3月に残念ながら虹の橋に渡りました。


ユキポンも↑のせ猫のシロちゃんみたいに写真撮る間ぐらい動かないでいてくれたらいいんですが・・・。

写真猫漫画『伝統の鏡餅と鏡開きのあり方』

低クオリティの鏡餅のコスプレをしているユキポンについて語るプリン先輩とマリモちゃん・・・。


生の鏡餅は、古くからの伝統で価値があると語るプリン先輩!
   -VS-
生の鏡餅はカビが発生して不潔だというマリモちゃん!

 

先輩からすれば「鏡開きの日」にお餅のカビをとり除きながら食べる事も伝統の一環だというわけです・・。
「鏡開き」の行事の印象が強くなるのもカビカビの餅のインパクトもあるというプリン先輩・・・。

マリモちゃんの言うようにフェイクの鏡餅はカビなくて清潔です。
でも、プリン先輩の言うように・・・味気なくつまらないのも言えます。
カビを取りながら食べるのも風物詩と言えない事はないのかも・・・(;・∀・)

「鏡開き」という言葉は生の鏡餅でないと、当てはまらないのも事実です。
開く(割る)の意味。フェイクのプラ製の餅だと、ハンマーで開く(割る)作業をしません。

伝統でもカビだらけの餅を食べるのも嫌なものがあり、生がいいかは疑問ですね・・・。

実際の鏡開き・・・

実際の我が家の「鏡開き」は私(ウラジーミルアスポン)の知らぬ間に行われました。
うちの鏡餅は、プラ製のフェイクの鏡餅で中に小さいお餅の入っているタイプです。
昔ながらの鏡餅をハンマーで開く(割る)作業はしません。小餅を取り出して食べる行為が「鏡開き」の代用。

しかし、何気のない食事で、お餅が出て、それが鏡餅の中に入っていたお餅だと知らずに食べました。
餅はそもそも鏡餅の中の小餅だけでなく・・・うちにいっぱいあるから、出された時に気付きませんでした。

「鏡開きの日」になって、鏡餅が和室になかったので、家族に聞いたら・・・
「鏡開き」より前に片づけたうえに・・・中身もとっくに普段の食事で提供されたと知りました。

【宅配ピザで鏡餅の代用】
腹が立ってたまらんので、宅配ピザを頼んで憂さ晴らしをしました・・・。
一応、餅入りのピザも付いてました。↓

正月飾り・・・

干支の「丑」紙製の飾りです。↓

中国でいうAmazonに近い大手通販のアリエクスプレスで購入した正月飾りです。
ネズミ年の飾りは1年飾って、丑年の飾りに交換しました。
去年の子年のネズミの紙製の飾りに比べ小さくて残念です。

でも、今回の丑年の紙製の飾りは、昨年の2020年の子年みたいに・・・たくさん出回ってないので、あまり選べませんでした。
春節祭(中国の正月)では、玄関などのドアに飾る物なので、コロナ下の現在、家同士の行き来が少ないので、この紙製の飾りの市場も縮小した可能性もありそうです。

この紙製の飾り、紹介が今頃なのは、元旦には間に合わず、少し遅れて配送されました。
頼んだタイミングが遅めだったかもしれません。
送料無料なかわりに非常にゆっくり配送されるから、11月に頼んでいた方が良かったでしょう。

オマケ-本日1月17日は…金色夜叉の今月今夜

実は1月17日は尾崎紅葉の「金色夜叉」に関係ある日らしいです。

写真は、私が車窓から撮影した物で不鮮明ですが・・・。
金色夜叉の登場人物の寛一とお宮の熱海の海岸の場面の彫刻です。

「ダイヤモンドに目がくらみ~♪」自分を裏切り金持ちと結婚したお宮さんに腹を立てた寛一がお宮を下駄で蹴る場面。

青空文庫 「金色夜叉-尾崎紅葉」抜粋
『一月の十七日、宮さん、善く覚えてお置き。
来年の今月今夜は、貫一は何処《どこ》でこの月を見るのだか!
再来年《さらいねん》の今月今夜……
十年 後《のち》の今月今夜……
一生を通して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死んでも僕は忘れんよ!
可いか、宮さん、一月の十七日だ。
来年の今月今夜になつたならば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから、
月が……月が……月が……曇つたらば、宮さん、貫一は何処かでお前を恨んで、
今夜のやうに泣いてゐると思つてくれ』

有名な金色夜叉の寛一が自分を裏切ったお宮さんに対する恨みで・・・
来年も再来年も10年後も同じ今月今夜(1月17日)のお月様を涙で曇らしてやると言ってます。
金色夜叉において、1月17日が恨みをこめた日のようです。

Creemaで友人と雑貨販売も始めました。数点だけです。
https://www.creema.jp/c/ponteyu/item/onsale

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Creemaで少しだけ雑貨販売・・・

Creemaという個人の手作り作品販売サイトで、『ポンてゆ手作り雑貨店』という名で、「てゆく」さんと共同で手作り 雑貨を販売中・・・。
でも、本当、少しだけで数点です。歩みはのんびりしています。
手描きで帆布に描いた物で、布用の絵の具ソーソフトを主に使用しています。蛍光色はくらカラー(京都)を利用したもので、手描きで時間かけて作っています。
ガマ口に仕立てたのは、「てゆく」さんです。ペイント工程からは、「てゆく」さんだけでなく私「ウラジーミル・アスポン」も参加しています。
【がま口財布-長靴をはいた猫】

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