更新が数ヶ月ぶりでご無沙汰致しました。
 秋も深まり、栗色のプリンちゃんの被毛が落ち着いた紅葉の色合いに溶け込み、
良き風情が出てきてまいりました。
 涼しさは日に日に増し、ふかふかで暖かいプリンちゃんとの距離も縮まる時期になりました。
 プリン様は、ますます、我家での権力が増しており、独裁専制君主、
まるで、女帝エリザベス1世のようであります。  ただ、エリザベス1世から聡明さを取り去り、
傍若無人な要素だけをお集めになったのがプリン様でございます。
 元よりプリン様は、家中の出入り口におしっこをされたり、布団になさることがおありになり、私どもを困らせる御猫様でございましたが、ますます近頃、激しくなられて、
とうとう、本棚にもなさるので、ホームセンターで、本棚の前を覆うプラ製のダンボールを衝立とし、
本をプリン様のおしっこ攻撃から守っている有様なのであります。
ただ、昨日からは嘘のように落ち着いてお行儀の良い上品なお嬢様になっておいでです。

 写真のプリンちゃんは、包装材のプチプチクッションを噛みちぎる御遊戯の真っ最中なのであります。
舌がびょローンと長く、まるで、化け猫のように恐ろしい容貌になっていらっしゃいます。
 写真を撮影するのがあまり、上手ではございませんので、こういうシャッターチャンスは常々、逃して何度もくやしく思ったものですが、今回は成功致しました。
近々に私が撮った写真の中では、一番の傑作であります。
 ふだん、プリンちゃんの舌がここまで、長く伸びる姿を目撃しませんから、写真どころか、
このような表情をなさる瞬間を見ることが稀なだけに、特別な1枚になる秘蔵のお宝写真だと感じている
次第でございます。
 もしかして、今でも撮った中でも一番の珍品になるかもしれませぬ。
 以降、この写真をプリンちゃんの前に突き出して、ファインダー越しではない生で、この写真のような表情が見たいと懇願致すわけですが、プリンちゃんは応じて下さいませぬ。

 下の写真は神社の狛犬でございます。写真のプリンちゃんに似ているので参考までに表示させて頂きます。狛犬というのは、犬とは言いながらも、
犬とは限らず、獅子型の置物が多く、猫科になっているものが多いです。
神社の狛犬かお正月の獅子頭にも似て、獅子のようなプリン様、縁起物として、この写真を持ち歩けば、ご利益があるかもしれません。

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