昨日、某氏のブログで、フォントの話が出て、
利用範囲の細かさに驚きました。
商用一見、OKでも落とし穴在りです。
  • HG正楷書体-PRO
  • HG丸ゴシックM-PRO
  • HG明朝B
  • HG明朝EHG行書体
  • HG教科書体
  • HGゴシックM
  • HGゴシックE
  • HG創英角ポップ体
  • HG創英角ゴシックUB
  • HG創英プレゼンスEB

リコーフォント商用使用許諾
リコーフォントは、Microsoft Officeにバンドルされているものは、使用許諾範囲が「基本使用」となり、非個人または営利目的での使用はほとんどが非許諾となるようです。

例えば、ロゴ、広告、ポスター、カタログ、POP、グッズなどでの使用も非個人または営利目的では非許諾となります。

追記 たとえ話 

【例A】パン屋のおじさんがMS付属のフォントで、
自分でチラシを作り印刷会社に入稿
これは、OK
【例B】
パン屋のおじさんがデザイン会社でなくても
絵やデザインをやっている客のおなじみに
頼む場合・・・
●いくばくかの報酬を個人でその客が得るケース (※パンをもらうぐらいは可)
↑↑↑
これは報酬でデザイン請け負うので×アウト!
バンドルされているフォントを使用しての仕事の場合、
フォント自体は商用可でもPCバンドル品の場合、仕事では使えません。
別途ライセンス契約が必要。
デザイン会社の事業の屋号ではなくてもフリーランスとはいえ、
対価を得て、やってますよね。
又、入稿を請け負った印刷会社はOK。
又、その印刷済みのちらしが出回る事、これ自体はOKでしょう。
商用可のフォントですから・・・。
印刷済みのちらしから、同じ書体がライセンスのか
PCバンドル品かどうか判断は無理ですね。
お金を得た客が誰かに話してアウトを喰らう可能性はあるけど、
簡単な調べでは商用可になってますから、
そこを指摘される可能性は低そうです。
印刷した物からは、どのゴシック体か
判断できないくらいHG平成角ゴシックとかは
かなり平凡なのです。
しかし、1個1万9千もするフォントを個人のフリーの人が
もっている事は少ない事実に気付き、
報酬をもらったフリーの人の問題点を指摘できるほど、
フォントに詳しい人はどれだけいるのでしょう?
知らないうちに法をおかしてそうです。

さらなる罠! マイクロソフトのソフト特有の規約も・・・関係する可能性もあります!

又、よりややこしい話だとマイクロソフトのソフトで作成した物で、
マイクロソフトの「オフィス365」に加入している最中の場合・・・。
商用でデザイン仕事を引き受けて使用OKな可能性のあるフォントもあるかもしれないらしいです・・・ネットの情報ではっきり裏がとれてません。
又、365加入者でもイラレで作成した場合は厳密に言えば、不可という事でしょう。
そのソフト内での使用許可らしく・・・。

頭、痛い話です。一個、一個確認が面倒です。


ダイナフォント(有料3万位)でも、
1個1万9千とかでなくセット品なので、
こちらなら何とか可能でも、それでもお高いです。

普段、MSで、使っていたフォントが
そんなにお高いとは・・・。
1個:1万9千Σ(゚д゚lll)ガーン!

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