進撃の巨人18巻 感想 
キース・シャーディスとグリシャ・イェーガーの関係
人間ドラマです!エレンの父と母の出会いも・・・

https://comic.blogmura.com/  日本ブログ村
漫画ブログ ↑クリックして下さると嬉しいです!

https://blog.with2.net/link.php?1794002:1348  人気ブログランキング
 こっちも、クリックして下さったら、とても在り難いです。


「進撃の巨人」18巻が昨日、やっと発売しました♪昨日、早速、近所の本屋で購入しました。
 
18巻で、一番印象に残るのは、何と言ってもキース・シャーディス教官の過去の事です。

エレンやミカサやアルミン達が訓練生時代の訓練兵団教官のキース・シャーディス教官と主人公エレンの父、グリシャ・イェーガーは一応、友人だったみたいです。
 
キース・シャーディス教官は、元調査兵団にいて、現在の調査兵団の団長のエルヴィンの前任の団長だったみたいです。

自ら団長としての力量の無さを痛感したので、しりぞいたらしいです。団長は巨人との闘いにおいて戦死して交代になる事が普通だったらしく、このように団長存命のまま交代するケースは、初めてらしいです。
 
死んでから交代になるという悲惨な世界なんですね・・・。『進撃』では、バサバサ人が死んでいきますね・・・。ショックなのは、エレンが母を亡くした時に救ってくれたハンネスさんも死んだ時です。尚、ハンネスさんは、キース・シャーディス教官がグリシャ・イェーガーについて語る回想場面にも出てきます。
 
エレンの母、カルラの事をキース・シャーディスは好きだったみたいです。ですが、エレンの父のグリシャをカルラの働いてる酒場に連れて行ったのが他ならぬキース。それがエレンの父と母の出会いであり、二人は結婚してしまいます。キースは告白もしないまま片思いのまま失恋・・・。

後に自分が好きだった女がグリシャ・イェーガーと結婚した事に腹が立つのか、エレンのママのカルラのふとした言動からカルラ自身を侮辱するような暴言を思わず吐く、感情的なシーンがなかなか面白いです。

キース・シャーディスの怒りの矛先が結果的にカルラを取った事になるエレンの父ではなく、好きだった女のカルラの方に向かう点が、男性特有の感情だと思いました。

余談になりますが、古今東西の物語のパターンでは、男性の場合、好きな女が別な男を選んだ場合、取った相手の男より、自分を顧みなかった、もしくは裏切った女の方に怒りの矛先がいくようです。これは、日本でも外国文学でも同じ傾向であり、古代のギリシャ神話でも男性は、相手の男より自分の好きだった女の方に強く怒りを感じるという描かれ方です。

逆に女性の方は、好きな男より、自分から好きな男を奪った相手の女をとことん憎むという筋書きで物語では、描かれる事が多いです。これは、日本はもちろん、隣の韓国でも中国でも、ギリシャ神話でも、ラテン・アメリカでも同様のパターンなのです。

男女の怒りの矛先の違いが、東西の文学問わず同じようなパターンだという事は、物語だけの問題ではなく、男性と女性の脳や考え方の違いのようですね。ちょっと、脱線しましたが、『進撃』のキースの感情も、いわゆる男性の脳らしい感情だと思いました。

そして、カルラに暴言を吐いた事を謝りたいと思っていたのに、カルラが巨人に喰われ死んだ事を知り、謝る事が出来ず後悔をしたようです。
 
キース・シャーディス教官は、自己顕示欲の塊のような人でした。偉業を成し遂げて認められたいとか他人よりも特別な存在で選ばれし者でありたいとか凡人にはなりたくないとか思い、ひた走ってるような過去でした。しかし、途中、自分が凡人であり、特別な人間ではなかった事に気付大きな挫折を感じるという、自己顕示欲が強いあまり、苦悩する、そんな人のようです。とても人間らしい感じの感情を短いページでよく描いています。

誰にでも、認められたい、ビッグになりたいという感情はありますね。しかし、その強い自己顕示欲に見合った才能が必ずしもあるわけではなく、挫折するという事はありますね。そういう人間の抱える葛藤が如実に表現されているので、18巻のキース・シャーディスのエピソードは、とても共感できる内容でした。

主人公エレンもキース同様、自己顕示欲が強いから、自分は特別な存在だとかいう優越感が一時期、とても強かったようですが、ここ最近では、少し、自分は、凡人かもしれないという挫折感を感じてるみたいですね。
「教官の言う通り・・・オレは特別でもなんでもなかった。ただ・・・特別な父親の息子だった」と、エレンは、実は自分は平凡な人間に過ぎないのかもしれないという事を吐露しています。


エレンがそのような挫折感を口にした後、キース・シャーディス教官が語った、エレンの母カルラが言っていた言葉は、なかなか良い言葉で、とても救われる感じがします。
「特別じゃなきゃいけないんですか?絶対に人から認められなければダメですか?私はそうは思ってませんよ。少なくともこの子は・・・偉大になんてならなくてもいい。人より優れていなくたって・・・だって・・・見て下さいよ。こんなにかわいい。だからこの子はもう偉いんです。この世界に生まれて来てくれたんだから」

特別な人間になんて、ほとんどの人がなれません。認められなければならないという承認欲求から逃れられれば、心穏やかに過ごせます。承認欲求に見合った才能がない場合、自分に劣等感を抱くようになり、苦しむのは、自分自身です。

18巻収録の第71話「傍観者」の感想でした。他にも面白いのですが、このキース・シャーディス教官の過去が一番、印象に残りましたので、このエピソードの感想でした。

19巻が出るのは来年、2016年の4月8日(金)らしいです。

だいぶ、先ですね。未だ、猿人のような巨人の正体は、18巻では明確になってません。ザックレーでしょうかね??未だ不明・・・。ライナーはリヴァイ兵長に首を串刺しされ、死んだかと思ったけど、どうも巨人化が間に合い、助かったようです。ウォール・マリア奪還作戦が成功するのか・・・。早く、19巻が見たいです。

Twitterでフォローしてニャ♪

おすすめの記事